本日紹介するのはビルパーキンス氏著の「DIE WITH ZERO」です。
ゼロで死ねという刺激的なタイトルとは裏腹に、非常に人生を考えさせられる一冊でした。
元々気になっていた方も多いのではないでしょうか?
早速ですが中身のご紹介に移りたいと思います。
目次
購読のきっかけ
リベ大で何度か紹介されていて気になっていました。今を大切に思えるように、マインドチェンジできればと思っての購読です。
基本情報
【タイトル】
DIE WITH ZERO
【著者】
ビル・パーキンス
【発売日】
2020/9/29
【読了日】
2022/2/17
総評
★★★★★ 5
「人生で一番大切な仕事は思い出作り」、「記憶の配当」、「いつまでも子供用プールで遊べると思うな」。完全に突き刺さりました。
資産形成しているとどうしてもお金を使うことを躊躇ってしまうことがあります。資産が増えていくこと自体に喜びを覚えてしまうからです。
ただ、そんなときに立ち止まって考えたい。「今」の価値をちゃんと理解できているのでしょうか。考えられているのでしょうか。
資産形成をはじめたばかりの人、ある程度進んでいる人問わず、ぜひ読んで欲しい一冊です。
学び・気づき・実践したいこと
①タイムバケットを作る!
- 本書では人生の段階ごとの有限さを意識するためのツールとして「タイムバケット」が紹介されています。
- これはやりたいことを書きだして、年代ごと(10歳刻みくらい)のバケツに入れていくという手法です。
- 後から追記できる形で妻と一緒に作っていこうと思います。
②お金を使うことへのマインドチェンジ
- ①ができると自然とできると思いますが、マインドチェンジが必要です。
- 経験には躊躇なく投資する
- 45-60歳でお金を減らすことを是とする
- こどもには金の価値が最大となる26-35歳に相続する
③リスクの捉え方を変えよう
リスクと不安を混在させず、行動しないリスクも含めて考える
目次
1.「今しかできないこと」に投資する
2.一刻も早く経験に金を使う
3.ゼロで死ぬ
4.人生最後の日を意識する
5.子どもには死ぬ「前」に与える
6.年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
7.やりたいことの「賞味期限」を意識する
8.45~60歳に資産を取り崩しはじめる
9.大胆にリスクを取る