本日紹介するのは米国株の第一人者たぱぞう氏の「米国株で始める100万円からのセミリタイア投資術」です。 前回に引き続きセミリタイア本ですね。セミリタイアへの気持ちがどんどん高まっていきます笑 全記事でも触れたサイドFIREとセミリタイアは同義と考えてOKです。いい意味でより高い水準でのセミリアイアをイメージできる一冊です。 早速ですが、中身のご紹介に移らせていただきます。
購読のきっかけ
米国株といえばたぱぞう氏。私自身も米国高配当株ETFを中心に置いた積立を行なっています。
投資スタイルは違えど、米国株を基軸とする前提でのセミリタイアは自分の考えと似ているのでは?との期待を胸に購読させていただきました。
基本情報
【タイトル】
米国株で始める100万円からのセミリタイア投資術
【著者】
たぱぞう
【発売日】
2021/6/23
【読了日】
2022/3/14
総評
★★★★★ 5
自身の価値観との整合含めてどストライクです!
通常、この類の本は消費をまずは抑えて、、、といったFPアドバイス的な情報で半分以上占めています。
が、本著はより根幹部分の導入から一気に体験談までワープしているため、基礎知識がある方にとって非常に読みやすい内容となってます!
ペーパーアセット(株式)を積み上げ、一定の資産規模に達したら分散を目的にハードアセット(不動産、太陽光)も積んでいく。目指したい姿ですね。
また資産額別運用プランが整理されているのもオススメポイントです。詳細割愛しますがぜひご一読ください。
学び・気づき・実践したいこと
セミリタイアを成立させるためには?
(資産額×利回り×0.8)+労働収入 >= セミリタイア後の年間支出
労働収入を減らせているのがセミリタイアだとすると、資産額をバグらせるか、年間支出を極小化するか、バランスか、自分にあったものを考えたいところ。
1億円で3%、収入150万円として、約400万円。うん、これくらいですかね。
分散投資の組み合わせ先
通常、株式投資の場合は分散投資の組み合わせは債権がほとんど。
ただ著者は効率面から不動産投資や太陽光といったハードアセットにレバレッジをかけて分散投資する、守りながら攻める手法を取っています。
債権投資に後ろ向きな自分の背中をおされた気分です笑
資産額別プラン
〜1,000万円:米国株に100%で集中投資
〜3,000万円:一部サテライト投資(個別株や指標ETF)を検討
〜5,000万円:リスクヘッジとしての資産分散を開始。債権か不動産。
〜10,000万円:セミリタイアを検討
10,000万円〜:セミリタイアを前に資産管理法人設立を検討
目次
はじめに
1.人生の選択肢を増やし“セミリタイア“を目指す投資
2.私のセミリタイアへの道
3.たぱぞう流 ペーパーアセットの新常識
4.たぱぞう流 ハードアセットの新常識
5.たぱぞう流 資産額別運用プラン