世の中にはいけてるスケジュール・タスク管理ツールがたくさんあります。
ただ、いざ会社でカレンダーや工程表を作ろうと思うと
- 会社の環境では最近のツールを使うことができない
- 他の人が新しいツール導入を嫌気して使ってくれない
- 全員使える共通ツールであるExcelで作らざるを得ない
会社員の方ならあるあるではないでしょうか。
Excelで作るのはしょうがないとして、せめて日付だけじゃなく曜日の情報もつけたい!
そんなニーズにお応えして「Excelで曜日を取得する方法3選+α」を本記事ではご紹介します。
①weekday関数を使う
②書式設定を使う
③text関数を使う
+α)オートフィルを使う(日付が連続している場合)
関連記事:【図解】Excelで作ったカレンダーに祝日情報を追記したい!オススメ方法2選と色塗り方法!

Excelで曜日を取得する方法①weekday関数を使う
weekday関数は、指定した年月の曜日を0~6または1~7で返してくれる関数です。
weekday(シリアル値,種類)
※種類は色々指定できますが、実務的には1か2のどちらかで十分です
1を指定:1が日曜日、2が月曜日、、、7が土曜日
2を指定:1が月曜日、2が火曜日、、、7が日曜日
使い方は簡単で、①シリアル値に日付が入っているセルを指定し、②種類は1を指定すればいいだけ♪

ただこれだと数値で入っていてちょっとわかりにくいですよね。
そこで別途数値と曜日の対応関係をまとめた曜日マスタを用意してVLOOKUPで参照する方法がオススメです。

Excelで曜日を取得する方法②書式設定を使う
書式設定とは
Excelには「書式設定」という便利な機能があります。

これはセルに入力さえた値自体は変えずに表示(見た目)を変えてくれるものです。
例えば0.5と入力したものを「パーセンテージ」で指定すれば50%になりますし、「分数」を指定すれば1/2になります。
指定できる書式は多種多様で、この機能を使えばを使えば、日付を曜日に変換することができちゃいます。
書式設定を使った曜日の表示方法
(1) 曜日表示したいセルを範囲選択

(2) 書式設定から「その他の表示形式」を選択


(3) ユーザー定義を選択し、「yyyy/mm/dd (aaa)」と入力。aaaが曜日を表示するための書式設定です。


TIPS:年月日の指定方法
・上記ではyyyy/mm/ddを年月日の表示形式として指定してます。
・mm/ddは4/1なら04/01と表示される指定の方法です。m/dとすると4/1になります。
・これは好みですが、私は4月1日と10月10日で表示の長さを揃えたいので、あえてmm/ddとしてます。
・その他yyyy年m月d日とすると2023年4月1日と表示することも可能なので、自分の好みに応じて使い分けてみてください
(4) 無事完成♪

Excelで曜日を取得する方法③text関数を使う
「②書式設定を使う」では、Excel機能としての書式設定を活用して曜日の表示を行いました。
ここでは書式設定機能ではなく、同様のことをtext関数で代替する方法を紹介します。
text関数は特定の値を、指定した書式で設定できる関数です。
text(値,表示形式)
曜日を表示させる表示形式は「aaa」でしたね。なのでここでは値で日付セルを指定して曜日を表示してみます。

説明の関係上②からにしたものの、個人的には②の書式設定方法よりもシンプルで、後から見返してわかりやすいのでおすすめです♪
Excelで曜日を取得する方法+α)オートフィルを使う(日付が連続している場合)
①~③は日付を見ながら曜日表示するため、汎用性が高い方法でした。
一方で汎用性は下がるものの、年月日が連続しているとき限定で出来る技もあります。
具体的には、「【図解】自動入力でExcel作業を補助するオートフィルとは?フラッシュフィルも併せて解説(リンク)」で紹介したオートフィルを活用すれば、実は簡単にできちゃいます。
こちらは一番上のセルに曜日を手打ちで入れてあとは下に伸ばすだけ、たぶん①~③より速いです笑

ただし日付を変更しても曜日側が変わらないなど加工に向いてないので、基本的には①~③で対応しましょう。
まとめ:Excelで曜日を取得する方法3選
本記事ではExcelでスケジュールを組むときに便利な曜日を取得する方法を3選+αご紹介しました。
①weekday関数を使う
②書式設定を使う
③text関数を使う
+α)オートフィルを使う(日付が連続している場合)
私自身いままで①のweekday関数を使う方式でずっとやってきましたが、本記事執筆にあたり②や③について知りました。
他の人に紹介する行為であるブログは、結果的に自分のスキルアップにもつながっていくので面白いですね♪